八ヶ岳(長野県・山梨県) 2003年10月15〜16日


2003年10月16日(金) (2日目)





(2日目)

赤岳展望荘 〜 赤岳山頂 〜 中岳のコル 〜 阿弥陀岳 〜 行者小屋 〜 美濃戸山荘







南八ヶ岳の赤岳への山小屋は赤岳天望荘と赤岳頂上小屋がある。
どちらも4月下旬〜11月下旬まで営業している。
一泊2食で¥7,500で予約が必要とのこと。
今回は収容人数の多い赤岳天望荘にした。
宿泊者は20人程でゆっくりできた。
このシーズンになると朝夕は極端に寒い。
この日も朝は−2度だった。

赤岳天望荘の御来光
赤岳天望荘からの富士山


5:50 赤岳天望荘からの御来光。富士山もクッキリ眺められる。 
このあと朝食をとって赤岳山頂を目指した。







赤岳 赤岳の山頂 赤岳頂上小屋


6:20 赤岳山頂目指して出発。 

6:45 赤岳頂上小屋(赤岳北峰)
雲も無く360度の絶景なので小屋の展望台で暫く休憩。


赤岳山頂 赤岳神社 赤岳頂上の富士山 赤岳頂上


7:00 赤岳頂上(赤岳南峰)(2,899m)

赤岳頂上小屋より小さなコルを隔てて三角点がある南峰がある。
既に何人かの登山者が居てお互いに頂上の写真を撮り合う。 
本日の眺めは最高!
中央アルプスの木曽駒や御岳、北アルプスの槍ヶ岳までクッキリ眺められた。
立山連峰の峰々は雪を被って白く見えた。
9月に登った南アルプスの甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳は目前に眺められた。 



赤岳のパロラマ
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権現岳と南アルプス







赤岳から中岳へ 権現岳への分岐 文三郎尾根 中岳へ



7:35 中岳、阿弥陀岳へ向う。赤岳南峰より鎖場を降りて西側に向う。
天狗岳との分岐を過ぎ文三郎尾根との分岐を過ぎると広く平坦な鞍部になる。
風も無く直射日光を受けていると暑くなる、ここで小休止する。



中岳山頂
8:10 中岳山頂。

写真後方が阿弥陀岳。
ここから中岳のコルへ下り、行者小屋との分岐がある。そこにリュックはデポし空身で阿弥陀岳を往復する。

雲一つ無い快晴! 阿弥陀岳から眺めを楽しみを先に進んだ。







阿弥陀岳へ 阿弥陀岳山頂 阿弥陀岳より赤岳 阿弥陀岳の下山



8:45 阿弥陀岳山頂。 
中岳のコルから阿弥陀岳への登りは急登。
浮石に注意しながら鎖を持って登った。 
山頂に着くと急に視界が開けた。
360度の眺めが素晴らしい!
南アルプスの北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳は目前に雄大に聳えている。
富士山の眺めも素晴らしい。 
赤岳から歩いてきた稜線もくっきり眺められる。
素晴らしい景色なので30分ほど眺め行者小屋へ下る。



阿弥陀岳より南アルプス
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南アルプス
北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳







行者小屋 行者小屋より横岳 行者小屋より横岳の稜線 南沢の下山道

10:15 阿弥陀岳より中岳のコルへ下り樹林帯の中を行者小屋へ下った。 
行者小屋から背後に聳える南八ヶ岳の峰々の眺めは素晴らしい。天気が快晴なのでハッキリ眺められる。
小屋の前のベンチで生ビールを飲みながら自分の足で登った南八ヶ岳の峰々を暫く眺めていた。


12:05 美濃戸山荘に到着。
山荘にて山菜ソバとリンゴを食べた。やっぱり地元で食べるソバは美味しい!

近くの温泉’もみの湯’に浸かり汗と疲れを癒して大阪に向った。
’もみの湯’は硫黄の匂いがするいい湯だった。時間があればゆっくり浸かっていたい温泉だ。









<ガイドブックより>

八ヶ岳の雷鳥は絶滅したとするのが学説だが、かって生息確認調査が茅野市教育委員会によって行われたことがある。

茅野市役所に勤める関沢慎一は、冬の八ヶ岳で雷鳥を探し、ついに発見するが、その瞬間、雪崩に飲み込まれて消息を絶つ・・・・

というストーリーの短編「まぼろしの雷鳥」は、その調査報告書をヒントに書かれた新田次郎の秀作である。








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