八ヶ岳(長野県・山梨県) 2003年10月15〜16日
過去の山行記録 | 2001.05.19〜20 |
2003年10月15〜16日に南八ヶ岳を縦走した。
美濃戸山荘より硫黄岳(2,760m)、横岳(2,829m)、赤岳(2,899m)、中岳、阿弥陀岳(2,805m)と1泊2日の山行だった。
2001年の5月に赤岳にチャレンジしたが大雨と残雪による寒さで途中敗退。
あれから2年、あの時と同じルートで再チャレンジした。
赤岳鉱泉までは記憶にある景色を眺めながら登ったが、そこから先は始めてのコース、期待にワクワクしながらゆっくり登って行った。
今回は赤岳展望荘に泊まる予定なので時間にはかなり余裕がある。
周りの景色を眺めながら、時々写真を撮りまずは硫黄岳を目指した。
コース: 14日の午後8時に大阪を車で出発。近畿道→名神→中央道の諏訪湖SA(2時)で仮眠。
15日の早朝5:30諏訪南ICより美濃戸口を目指す。
(1日目)
美濃戸山荘 〜 赤岳鉱泉 〜 硫黄岳 〜 横岳 〜 地蔵仏 〜 赤岳展望荘(泊)
(2日目)
赤岳展望荘 〜 赤岳山頂 〜 中岳のコル 〜 阿弥陀岳 〜 行者小屋 〜 美濃戸山荘
2003年10月15日(木) (1日目)
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6:45 美濃戸山荘 諏訪南ICより美濃戸口まで道迷い。 地図を片手にあっちこっちウロウロ・・・・ 美濃戸口から美濃戸山荘までの林道は悪路。 デコボコ道で未舗装、車体の床が道路に触れてボコボコ・・・ タイヤはスリップしてから回り・・・・ 何とか美濃戸山荘に着いた。 赤岳展望荘に宿泊する人は駐車場代は無料とのこと。 |
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7:50 堰堤広場の丸木橋を越えて北沢の右岸、左岸を登る。 前回は大雨の中を黙々と登ったが、今回は紅葉になりかけている北沢を眺めながらゆっくり登ることができた。 |
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8:30 赤岳鉱泉 美濃戸山荘より1時間15分で着いた。地図では2時間の所要時間だ。 天気が回復に向っているので青空が見えてきた。 小屋の前に置いているベンチは霜が降りて真っ白になっている。夜はかなり冷え込んでいるようだがテント場には3組ほどテントが張られている。防寒装備をしっかり準備しないとテント泊は大変だろう・・ 前回はここまでだった。 冷たい水を飲んで硫黄岳へと登る。 |
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9:25 ジョウゴ沢を右岸に渡り針葉樹林の中をジグザグに登る。
硫黄岳の絶壁が右側に見える。
10:25 赤岩ノ頭
突然視界が開ける、茅野市方面の眺めは最高だ!
景色の素晴らしさに疲れを忘れ暫し休憩。
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10:45 ハイマツの尾根を登ると山頂。 尾根を眺めるとご覧の通り樹氷だ。斜面一体が真っ白。
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11:00 硫黄岳山頂。
広い平坦な山頂だ。 硫黄岳の火口も凄い。
風が強くとても寒い、カッパを着こんでもまだ寒いので手袋と帽子とヘッドバンドも身につける。
頬が冷たいけど我慢して写真を撮った。
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11:10 大ダルミを硫黄岳山荘に向う。
大ダルミは風の通り道で凄い風だ、足を踏ん張らないと飛ばされそうになる。
硫黄岳山荘の中では暖炉があり暖かい暫く休憩させてもらった。
横岳へ向う途中には梯子、鎖場があるが、登山道はしっかり踏まれているので不安は無かった。
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12:30 横岳山頂(主峰の奥ノ院)
横岳から眺める赤岳はどっしりと構えている。赤岳と並んで阿弥陀岳の眺めも素晴らしい。
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13:00 大権現(横岳の最高点 2,829m) 〜 三又峰 〜 鉾岳 〜 地蔵仏。
横岳からの稜線歩きは随所で岩稜帯となっており、鎖場が何ヶ所かある。
1時間程で地蔵仏に着く。地蔵尾根コースと合流して赤岳へ登るルートだ。
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14:10 赤岳展望荘 宿泊手続きの前に暖かいお茶を頂いた。冷たい体が温まってホッとする。 本日の宿泊者は20人程。夕食までビールを飲みながらボ〜ッと過ごす、いつものパターンだ。夕食はバイキングでメニューも豊富だった。暖かい豚汁はお替わりした。 明日の朝は早立ちする予定もあり、持参のウイスキーを飲んで8時頃には寝た。 大部屋は冬支度で既に布団が無いので、個室の4人部屋で爆睡した! |