五竜岳 (2,814m) |
2007年9月22日(土)〜24日(月) 北アルプスの八方尾根〜唐松岳〜五竜岳〜遠見尾根コースを歩いた。 唐松岳は2度目、前回は白馬岳〜不帰キレット〜唐松岳と縦走した。 今回は唐松岳〜五竜岳へ縦走し遠見尾根を下山した。 天気は3日ともに曇り、ガスが多く絶景は眺められなかった。 五竜岳は存在感のあるどっしりとした山容で山頂に立った時の気持ちは最高でした。 連休だったこともあり登山者も多く、遠見尾根も多くの登山者が下山していた。 |
コース (22日):八方よりゴンドラ・リフト八方池山荘〜八方池〜唐松岳頂上山荘〜唐松岳〜唐松岳頂上山荘 (23日):唐松岳頂上山荘〜五竜山荘〜五竜岳〜五竜山荘 (24日):五竜山荘〜大遠見山〜アルプス平駅(ゴンドラ) |
2日目 |
3日目 |
1日目へ (唐松岳) |
<山のコラム> 農事暦に利用されてきた山肌の雪形。 北アルプスの東縁をなし、山麓に安曇野が広がる後立山連峰と常念山脈には、雪形に名をちなむ山が多い。 雪形とは、山肌の残雪や雪解けした地表を何かの形に見立てたもの。 白馬岳の「代かき馬」、爺ケ岳の「種まき爺さん」、常念岳の「常念坊」、蝶ケ岳の「蝶」が良く知られる。 五竜岳は東面の菱形の岩を武田氏の紋の武田菱、すなわち「武田の御菱」と見立て、それが「五竜」に変化 したとの由来がある。この岩は、初夏の雪解けの頃、山肌にはっきり浮き上がる。 山麓の人々は、雪形の現れる時期に苗を植えるなど農事の目安とし、また、雪形で農作物の豊凶を占ったという。 |