トムラウシ (2,141m)



  
 
2014年8月19日(火)北海道第二位の高峰で大雪国立公園のほぼ中央にあるトムラウシに登ってきました。

トムラウシ短縮登山口より日帰り登山でしたが、距離も長く雨が降り大変な登山となりました。

無事に何とか山頂に立つことはできましたが雨霧の中展望もなく、すぐに下山となりました。

トムラウシ山頂付近では高山植物が咲き蝦夷縞リスやナキウサギも見かけられました。

久し振りのロング登山、山頂のトムラウシの標識が現れた時は嬉しかったな~

北海道の山はどこも雄大です。

また次回、北海道の山々を楽しみたいです。







コース : 短縮登山口 ~ カムイ天井 ~ 前トム平 ~ トムラウシ ~ 短縮登山口








19日(火)

トムラウシ温泉東大雪荘より短縮登山口へ



6:00 短縮登山口

トムラウシ温泉東大雪荘より7km
車道は舗装されてない、しかもデコボコだらけの道をゆっくり運転してやっと到着。
車は5~6台既に到着していた。

レンタルポンコツカー?も手前に駐車、何度車底が路面にぶつかったか数えきれない
登山準備をして直ぐに歩き始めた。













6:15 トムラウシ温泉登山道分岐

この頃より雨が降り出した。
遠くに北海道の山々が眺められる。
これが唯一の展望とはこの時は考えられなかった・・・・・・(T_T)













8:50 コマドリ沢分岐 

登りの時は沢の水は少ないが下山時は大増水していた。
コマドリ沢には綺麗な高山植物がまだ咲いていた。
雨なので写真が撮れなかった。
下山時に撮ろうと思っていたが、下山時はドシャ降りでした。













10:15 トムラウシ公園付近より見上げるトムラウシ



9:45頃 前トム平を通過
雨が降り続いており写真は撮らなかった。
時々立ち止まり休憩した。

雨と残雪で分かるようにとても寒い。
ストックを握る手がさらに冷たい・・・・













11:50 トムラウシ

雨と汗で全身ずぶ濡れ、それに強風がありとても寒い。
長く立ち止まってはいられず直ぐに下山した。
展望ゼロ(T_T)

でもなぜか山頂の標識が現れた時はガッツポーズ! やった~(^o^)
登山者は他に誰もいない













トムラウシ公園付近に咲いていた高山植物



 
ミヤマセンキュウ
 
アキノキリンソウ
 
エゾツツジ
 
ハクサンイチゲ
 
エゾコザクラ

 
エゾコザクラ

チングルマ

トムラウシ公園







17:00 短縮登山口駐車場着、他の車は1台のみ。

カッパを脱いで車内で暖房にする。まさか8月に暖房を使うとは思わなかった。

暫くして温まったのでトムラウシ温泉までデコボコ道を運転した。

トムラウシ温泉東大雪荘に着くと明日の登山者に色々聞かれたがとても寒いのでお断りして温泉へ向かった。








20日(水)

トムラウシ温泉東大雪荘より新千歳空港へ

道道718~R274(日勝峠)~R452~道道3~R234~R274~道道870~道道337

       
   東大雪荘           車の前にキタキツネ          キタキツネ



途中の夕張市で幸福の黄色いハンカチ」想い出ひろばに立ち寄り観光


レンタカーを返却して新千歳空港へ送ってもらった。

JAL16:30発の関西空港行きで帰阪した。



Ps.

帰宅して登山靴を乾燥させた翌日、左靴のソールが無くなっていることが分かった。

ソールがないことに気付かない自分が情けない・・・・

次回のために早速ソール張替の修理を依頼しましたが一か月以上かかるとは・・・








<山のコラム> ガイドブックより

アイヌ語表記が残る原始の山


百名山唯一のカタカナ表記の山である。

裾野を大きく広げ原始のままの自然が楽しめる山である。

したがってアプローチと歩行時間の長さはいうまでもない。

トムラウシの名前は、十勝川の上流トムラウシ川に由来し、トンラウシと呼ぶのが正しいという。

トンラとは「水垢」を意味し、ウシは「多いところ」を意味する。

つまり「水垢が多い川」、温泉鉱物のため水がヌラヌラしているために、この名が付いたといわれている。








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