皇海山 (2,144m) ]



  
 
2015年5月29日(金)栃木県・群馬県境に位置する皇海山(すかいさん)に登ってきました。

皇海山への登山ルートは2ルートあります。
銀山平から庚申山荘と庚申山、鋸山を経由して皇海山に至るルート。
栗原川林道を利用し皇海橋から皇海山を往復するルート。
今回は最短コースの栗原川林道を利用して登ってきました。

ネットで調べ前日に栗原川林道の道路状況を確認して行きましたが、噂通りの難路でした。
未舗装のボコボコ道を1時間15分、登山口の皇海橋に着いた時にはホッとしました。

山頂は樹林が多く展望は良くありませんでしたが、樹木の間から日光白根山等が目前に眺められました。








コース : 皇海橋駐車場 ~ 皇海山 ~ 皇海橋駐車場








6:00  皇海橋の登山口

登山口の皇海橋へは栗原川林道を通りますが、ルートが二つありました。
①追貝からのルート ②根利方面からのルート

今回は②根利方面から皇海橋に向かいました。
沼田市HP皇海山に詳しい交通案内があり迷うことはありませんでした。
林道の走行時間は約1時間15分、パンクが怖いので時速20km位で走行しました。
林道の入口には猪侵入よけのフェンスがありますが車通過後フェンスを元に戻してくださいとのこと。




皇海橋

皇海橋を渡り登山口へ
 
 





8:45 不動沢のコル

鋸山の展望が素晴らしい!



 
 





9:25 皇海山(2,144m)

周りをオオシラビソやコメツガで覆われ展望はほとんどない。
木々の間から日光白根山が目前に眺められた。

20分程休憩して下山。登山口には10:10着。


山名の由来
皇海山は遠くから眺めた形から推して、昔は笄山(こうがい山)と呼ばれていたが、
そのコウガイが皇開と宛字され、やがて皇海となり、
皇はスメラとも読むところから皇海はスカイと呼ばれるようになったと伝えられる。





 
 





栗原川林道の根利方面からの道路状況(スマホにて)
未舗装ですがかなり整備されていました。
でも落石が多くゆっくり走行しました。

下山後は「しゃくなげの湯」で汗を流しました。




 
 





「吹割の滝」に行ってみました。

東洋のナイアガラと呼ばれています。
「悠久の時が生み出した圧倒的な迫力と雄大な自然美」


















<山のコラム> ガイドブックより
皇海山は庚申講が栄えた庚申山の奥ノ院。歴史をしのぶ登山道


皇海山の前山の庚申山は、天平神護2年(766)に、日光山を開山した勝道上人によって開かれたと伝わる。
江戸時代には庚申講が盛んになり、その奥ノ院が皇海山だった。
登山道では、当時をしのばせる丁程標(道標)や石碑わ見ることができる。
また、庚申山は滝沢馬琴の長編伝奇小説「南総里見八犬伝」に登場し、奇岩・奇石の林立する特異な景観が犬飼現八による山猫退治の舞台に描かれている。







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