白馬岳 (2,932m)



  

2012年9月14日(金)、15日北アルプスの白馬岳(2,932m)に登ってきました。

白馬岳は新潟県・富山県・長野県の県境にまたがる花の百名山です。

大雪渓を登り白馬岳から鑓ケ岳を登り白馬槍温泉を下るコースをゆっくり歩きました。

天気に恵まれた最高の稜線歩き、目前には立山連峰、槍ヶ岳、富士山までの大展望を満喫。

白馬槍温泉には入浴できませんでしたが最高の山歩きを楽しめました。


また、高山植物の咲き誇るシーズンに登ってみたいと思ってます。






コース : 猿倉~白馬山荘~白馬岳~杓子岳~鑓ケ岳~白馬槍温泉小屋~猿倉

      







1日目(9/14)




6:30  猿倉荘の登山口

連休前日なので駐車場も比較的空いてました。
1時間程、車道を歩きます。


7:30 白馬尻小屋

10年前(2002年8月30日)の白馬岳登山を思い出しました。



 





白馬尻小屋より大雪渓の展望

大雪渓もだいぶ雪が融けて雪渓左岸の秋道を登ります。








秋道から雪渓を横切ります。
サクサクした雪なのでアイゼンは不要かとも思いましたが、
念のためアイゼンを付けて登りました。
雪渓には大きなクレパスもありました。



   





葱平(ねぶかっぱら)より急登です。

10:40 避難小屋

小屋の日陰で大休憩。
高山植物地も咲いてましたがあまりにも暑くて写真も忘れてた状態です。



   





12:05 村営白馬岳頂上宿舎

避難小屋からは緩やかな登山道、春はお花畑だそうです。
頂上小屋でも大休止。  青空が広がり暑い・・・・



   





12:45 白馬山荘

本日の宿、白馬山荘に到着、800人は宿泊可能とのこと。
連休前なのでそんなに混雑はしていませんでした。

山荘付近にガスが発生したきたので宿泊の手続きを済ませた後、
「スカイプラザ白馬」でビールを飲みながら天気の回復を待つ・・・


15:00 白馬岳山頂。

山荘からは徒歩15分程です。周りは真っ白。

山荘に戻りスカイプラザでまたビール♪

夕方は屋根を叩き付ける大雨でした。
17:30より夕食、美味しかった~


大阪からの運転の疲れもあり20時頃には爆睡したと思います。
4人部屋で最初に就寝したので他の人は歯ぎしり、鼾が煩かったかも・・・












2日目(9/15)




6:30 白馬岳山頂(2,932m)

5:00起床、朝食は5:30からです。
日の出時刻5:30、残念ですが雲が多かった。

朝食をしっかり食べて、白馬岳の山頂へ
360度の絶景です。

ずっと眺めていたいのですが今日は白馬鑓ケ岳へ縦走し下山します。



   






白馬山荘から白馬岳の絶景ポイント




白馬岳

杓子岳、白馬鑓ケ岳
 
白馬山荘と剱岳、立山
 
白馬山荘と旭岳



白馬山荘、白馬岳頂上宿舎、旭岳の分岐

テント場は白馬岳頂上宿舎にあります。



   
   




丸山山頂からの展望
稜線歩きは絶景です、何度も立ち止まり写真を撮りました。



 
杓子岳
 
白馬岳
 
北側の高妻山、火打・妙高方面
 
大雪渓



9:00 白馬鑓ケ岳山頂(2,903m)

山頂からは槍ヶ岳も展望できる絶景。
地図を広げて山座同定。
登山者が続々と登ってきます。白馬鑓温泉へ下山します。

ここから白馬鑓温泉まで3時間ほど、遠かった・・・・



   
 
白馬岳
 
唐松岳、鹿島槍ヶ岳
 
白馬鑓ケ岳の山頂
 
剱岳、立山



稜線の白馬鑓温泉への分岐と白馬鑓ケ岳の雄姿。
山肌は砂で真っ白でした。



   



白馬鑓温泉に下山中に見かけた高山植物



   
   
   



11:10 白馬鑓温泉

鑓ケ岳からの下参道は岩場、鎖場もあり注意が必要です。

温泉のベンチで弁当を食べながら大休憩。弁当は美味しかったです(^o^)


温泉には浸かりませんでしたが、登山者の少ない時にゆっくり来たいものです。



 
白馬鑓温泉
 
白馬山荘の弁当
 
露天風呂
 
足湯
 
温泉の湯が流れてます
 
まだ雪渓があります



15:00 猿倉荘

白馬鑓温泉から3時間、長い下山道でクタクタ・・・


下山後は白馬八方温泉丸金旅館で疲れを癒し帰宅しました。



   
   













<山のコラム> ガイドブックより

夏も溶けきらない白馬大雪渓


白馬岳の東側に位置する白馬大雪渓は、8月上旬の夏山最盛期で、全長約1.5km、標高差500mに及ぶ本州最大規模の雪渓である。
雪渓は、稜線の風下側に吹き溜まった積雪が遅くまで残ったものと、雪崩によって谷底に多量の雪がもたらされ、谷を埋めるように発達したものとがある。
白馬大雪渓は後者のタイプで、夏の間融解が進んで規模が変化するが、すべては溶けきらず、次の冬を迎える越年雪渓(万年雪)である。
北アルプスでは、剣岳の剣沢雪渓、針ノ木岳の針ノ木雪渓とともに三大雪渓と呼ばれている。








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