白鬚岳(2004.04.24)
2004年4月24日(土)奈良県吉野に位置する台高山脈の秘峰、白鬚岳(1,378m)に登った。 吉野川の柏木に掛かる橋を渡り直ぐ右折して道なりに林道を進むと 東谷出会に車を数台駐車する場所があった。 川沿いに林道がまだ続くが舗装されていないので林道を歩く、15分ほどで林道終点となった。 川を渡りスギ、ヒノキの植林の中をジグザグに登る。 岩から湧き出ている水場を過ぎると登山道は凄い急坂となる、しかも長い。 汗ビッショリになり尾根に登り着くと神之谷コースとの分岐点だった。 暫く休憩して尾根沿いに登ると視界の開けた小白鬚に着く。 ピラミダルな山容の形のいい白鬚岳が目前に現れた。 ここからは痩せ尾根のアップダウンが続き、 左右が絶壁で危険な個所もあり慎重に登っていく。白鬚岳の手前は急斜面もあり登りつめると白鬚岳の山頂だった。 頂上からは大台ケ原、大普賢岳など大峰山系の眺めが素晴らしかった。 前から登って見たかった白鬚岳に天気のいいほぼ快晴のなか登頂できた。 山頂からの眺めも素晴らしくとても爽快な気持ちになれた山だった。 台高山脈は北側にも続いており池木屋山や薊岳も登ってみたい山だ。 帰りは大迫ダムにある「入之波温泉(しおのはおんせん)」で疲れを癒して帰宅 した。 |
コース: 自宅(7:00)=R309=R370=R169=東谷出合駐車場(8:50) 東谷出合(9:05)〜神之谷分岐(10:35)〜小白鬚岳(11:00)〜白鬚岳山頂(11:55) 藤原岳山頂(12:30)〜東谷出合駐車場(14:30) |
【山名の由来】ガイドブックより 昔、白鬚岳の山頂には白鬚大明神を祀る小祀があり、遠近の村人達の信仰の山であったことから、 その名前がついたといわれる。 中奥側では、小白鬚の頭を白鬚岳または粉尾峠(そぎお)と呼び、地図に白鬚岳とある山は アサクラ山と呼んでいるようだ。 |