石鎚山 2003年5月29日
2003年5月29(木曜日) 石鎚山(1,955m)に登った。
前日は剣山に登り、徳島市の弟の家に一泊。久し振りに弟家族と会い、賑やかなひとときを過ごした。遅くまで呑んだこともあり少々二日酔い。
石鎚山は四国一の標高の山であり65mもの鎖場があるので楽しみだ。
コース:石鎚ロープーウェイ山頂成就駅〜成就社〜八丁坂〜前社森〜夜明峠〜二ノ鎖小屋〜
弥山〜天狗岳(同じコースを下山)
10:00 石鎚山ロープウェイに乗り山頂成就駅に到着。成就社の登山口まで20分ほど歩く。
石鎚山は標高1,982mもあり冬場は石鎚山スキー場も賑やかみたいだ。
11:20 前社森に到着。 ここの鎖は<ためし鎖>と言われている。ほぼ垂直に近くまた長い鎖だ。
左より’登りの鎖’’前社森の頂上’’下りの鎖’、鎖場は登りより下りの方が恐い。
この日は台風の影響で風が強く他の人は迂回路を登っていた。
11:30 不動の力水がある売店?で暫く休憩。平日なので売店は閉まっていた。
12:00 二ノ鎖手前の土小屋からの登山コース分岐点に到着。(上右端の写真)
ここで静岡市から来た単独登山者と出会う、昨日は剣山に登ったとのこと。
私と同じコース。年齢は65才?と言っていたが、まだまだ健脚で元気溌剌としていた。
出身は高知県とのこと、色々な会話をしながら2人で頂上を目指した。
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12:30 石鎚山の山頂に到着。 台風の影響で物凄く風が強い。
弥山より天狗岳を目指して岩の尾根を進む、風が強いので四つん這いだ。
岩にへばりついて写真を撮った(右の2枚)
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石鎚山の名前の由来については「日本百名山」の記述によると、頂上付近の露岩が語源だと言う。「小暮理太郎氏の説によれば、古名はイワツチであって、そのツチは南洋系語のチュチで長老を意味する。石鎚山は岩山の頭目という意味でイワツチと呼ばれた」とされている。古くからここは修験道場としても知られ、日本七霊峰の一つにも数えられている。それ故に、この山の中腹より上は神域としてブナの原生林が古来のまま保たれている。(登山ガイドより)
台風接近の中、苦労して登った甲斐が有り山頂では一時的に霧が晴れた。四国の最高峰だけあり、鎖場の難所や岩山の凄さを十分満喫できた。今度は土小屋ルートからチャレンジしてみたい。