利尻岳 (1,721m)



 
2016年7月3日(日)北海道、日本最北の海に浮かぶ山、利尻岳に登ってきました。

利尻岳は北海道北部、日本海に浮かぶ利尻島にあります。

島全体が一つの山を形成している美しい山容のある山です。

登山道は鴛泊コースを往復しました。

7、8月は高山植物も多く登山者がピークになるとのこと、この日も前泊の宿も予約で一杯でした。

天気は雨時々曇りでガスがあり展望はありませんでしたが高山植物の花々は沢山咲いてました。

利尻岳は天気がいい日に登ると展望が抜群だそうです。

また来れるか分かりませんが、快晴の日に利尻岳に登ってみたいものです。








コース : 北野野営場 ~ 長管山 ~ 沓形分岐 ~ 利尻岳 ~ 北野野営場









関西空港を2日(8:30)ピーチにて出発、新千歳空港に11時前に着、レンタカーにて稚内へ向かった。

道央自動車道~深川JCT~深川留萌自動車道に留萌大和田ICで降りてR232(オロロンライン)を北上しました。

留萌、小平、苫前、遠別、天塩からR40にて稚内へ約370kmのロングドライブでした。

稚内から利尻島へはフェリーですが最終は16:40発、稚内の民宿(みんしゅく中山)に泊まり翌朝のフェリーに乗船しました。








7:15 稚内フェリーターミナルより乗船

登山・観光客の団体でほぼ満席でした。

天気は雨、利尻島8:55到着予定。

当初予定では明日登山の予定でしたが、

天気予報では明日は雨と強風で登山には不適。

予定を変更して本日利尻岳に登ることにしました。




民宿の夕食


雨の中フェリーへ

 

 







9:05 鷲泊港着

天気は雨、登山口までタクシーに乗りました。



9:20 登山口の利尻北麓野営場

屋根のあるキャンプ場でカッパ等を準備して出発、

この日フェリーから降りて登山口に来たのは二人だけでした。

私は利尻島泊なのであまり時間を気にしてないのですが

若いお兄さんは最終17:35のフェリーに乗る予定とのことでした。



9:55 4合目 

エゾマツ、トドマツの大木が茂る森の中の登山道です。
雨は小雨、無風で暑くカッパは脱ぎました。



10:30 5合目

雷鳥の道標、雷鳥はいません。

登山道が開かれた際に雷鳥が道案内をしたと伝えられています。



10:50 6合目

第一見晴台、ガスで展望はありません。



 

 

 







12:15 長官山

雨は止んでましたがガスで展望なし。

天気が良ければ尾根なので絶景とのことでした。

ここが急登、胸突き八丁と言われてます。

風がないので蒸し暑い・・・・














12:30 利尻山避難小屋

小屋内は綺麗でした。

30人程の避難が可能とのこと。














13:45 利尻山(1,719m)

9合目から山頂までが急登です。

天気が悪く、他の登山者は既に下山していたので、

沓形分岐の上部でリュックをデポし空身で山頂を往復しました。

屋根のある避難小屋でデポしておけば良かったと後悔しました。

山頂は独り占め、ガスで何も見えず、すぐに下山開始・・・




 

 
 
 
 
 






ミヤマアズマギク 
 
ハクサンイチゲ






16:50 甘露泉

環境省の日本名水百選だそうです。

喉が渇いていたので旨かった~

もちろん、ボトルにも汲みました。



17:00 北麓野営場

宿に電話すると迎えに来てくれました。

下山途中から豪雨となりずぶ濡れ状態、宿の風呂で温まりました。

豪雨が続き強風、気温も下がり半袖では寒かったです。

夕食は近くの居酒屋で魚料理、日曜なので休みの店が多かったです。

ビールの酔いで爆睡でした。





 
 






宿泊した「お宿 マルゼン」 個室で綺麗でした。

宿泊場所は観光協会に電話し紹介して頂きました。

この時期は早めに予約しないと満室みたいです。



 
 






8:30発フェリーで稚内へ



10:10 稚内フェリーターミナル着(フェリー往復\4,060+駐車料金\2,000)

羊蹄山に登るため倶知安へ




 
 
 
 











<山のコラム> ガイドブックより

利尻島のみに生息する2種の高山植物


利尻岳はアイヌ語で「高い島」を意味し、秀麗な姿から“利尻富士”とも呼ばれている。

北緯45度の高緯度に位置するため、本州などでは標高2000m辺りにしか見られない高山植物が平地でも生育し、高山植物の宝庫と言える山である。

この中でもリシリヒナゲシやリシリレンゲ、リシリアザミ、リシリオウギなど“リシリ”の名前を冠した植物は、18種に及ぶが、利尻島の固有種はリシリヒナゲシ、ボタンキンバイの2種である。









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