大峰山  (1,915m)

過去の山行記録 2002.07.03 2003.07.08

2004年6月28日(月) 百名山のひとつ大峰山(八経ケ岳1,915m)に登った。
毎年、この時期には国の天然記念物である’オオヤマレンゲ’が花を咲かせる。
特に、この八経ケ岳と弥山の間にはオオヤマレンゲの群落がある。
26日土曜日の弥山小屋の宿泊登山者は200人程だったと小屋の人が話していた。
一昨年は天川川合より栃尾辻、狼平を経て弥山に登るルートを取ったが距離が長く大変だった。
今回は行者還トンネルからの最短ルートで登った。


コース : 自宅(8:00)=R309=R370=R309「行者還トンネル西口」(10:30)
       行者還トンネル西口(10:55)〜大峰奥駈道出会(11:55)〜弁天の森(12:20)〜
       聖宝宿跡(12:50)〜(13:45)弥山小屋(14:10)〜八経ケ岳(14:30)〜
       同じルート下山(トンネル西口 17:20)




天気予報は一日中曇りの予報。
出かける時は曇っていたが、天川村に着く頃から雨が降り出した。
天川川合からR309号線を経て行者還林道の行者還トンネルまでの道路は、
舗装はされているが道幅は狭くグネグネ道だ。
行者還トンネルの入口周辺に駐車場はある。既に20台ほど止まっていた。
雨が降っているのでカッパを着て足にはスパッツを付けて登り始めた。


10:55 行者還トンネル西口の登山口より登り始める。
ここから大峰奥駈道出合までが急登だ。
カッパを着ているので全身汗まみれとなった。

11:55 大峰奥駈道出合。雨が小降りとなったのでカッパを脱いだ。
行者還トンネル西口の登山口 大峰奥駈道出会


12:20 弁天の森。 ブナ等の原生林が雨に濡れて緑を濃くしていた。
12:50 聖宝宿跡(しょうほうしゅくあと) 理源大師の青銅座像がある。
弁天の森 聖宝宿跡


13:45 弥山小屋に到着
登山口から2時間50分、今日は蒸し暑く全身汗まみれになった。
ベンチに座って缶ビールで喉を潤し、おにぎりをほお張る、最高のひとときだ!

14:10 八経ケ岳山頂に向けて出発、ここから30分程だ。
途中には’オオヤマレンゲ’の群落がある。写真を撮りながら登って行った。

14:30 八経ケ岳山頂。 雲がなければ大峰山脈が一望できる。
雲の隙間から大台ケ原、大普賢岳、山上ケ岳が時々望めた。

大峰奥駈道の途中、昨年と同様に’ショウキラン’を見かけた。
周りを探してみるとチラホラ咲いているのを発見した。
ピンク色の綺麗な花?だった。
’オオヤマレンゲ’’ショウキラン’の写真

17:20 行者還トンネル登山口
弥山 八経ケ岳山頂




【山の由来】 ガイドブックより
大峰山を開山した役行者が法華経八巻を埋めたという修験道の霊地であることから発した名で、鉢経とも書く。 他には八剣山、仏経ケ岳の別名もある。

【山のコラム】 ガイドブックより
近畿地方の最高峰、大峰山の八経ケ岳は、八経、八剣、仏教などさまざまな呼び名で呼ばれているが、役行者(えんのぎょうじゃ)が法華経八巻を納めたことから八経ケ岳となった。
八経ケ岳の北北東に位置する山上ケ岳は、現在では珍しい女人禁制を守っている山で、夏になると白装束姿の信者たちが頂上を目指して登る姿が見られる。


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