奥白根山(2,578m) |
2013年8月20日(火)群馬・栃木県の県境に位置する奥白根山(正式名は白根山)に登った。 関東以北の最高峰です。 群馬県草津町の白根山(草津白根山)と区別するため日光白根山の呼称が定着しています。 ゴンドラを利用して山頂を往復しました。 登りの天気は曇り、下山のゴンドラ直前には大雨となりました。 山頂からの展望はありませんでしたが五色沼はハッキリ眺められました。 天気が良かったら火口周回コースを歩きたかったのですが今回は同じコースを下山しました。 |
コース : 山頂駅~七色平分岐~日光白根山(往復) |
カニコウモリ |
ハンゴンソウ |
北側(金精山、温泉ケ岳方面) |
西側(武尊山方面) |
東側(男体山方面) |
南側(皇海山方面) |
<山のコラム> ガイドブックより 自然保護活動で復元が期待されるシラネアオイ 日光白根山にはシラネアザミ、シラネニンジン、シラネワラビなど、シラネの名を冠した植物があり、山麓を含めて一帯は、植物研究の貴重なフィールドである。 なかでも日本固有種のシラネアオイは。江戸時代の後期に刊行された「日光山志」にも記され、日光白根山は古くからシラネアオイの咲く山として知られてきた。 初夏の6月中旬から下旬にかけて咲く赤紫色の花は清楚な雰囲気が漂う。 ところがシラネアオイの群落は鹿の繁殖による食害や盗掘にも遭って、絶滅寸前にまで減ってしまった。 そこで地元では、環境調査や鹿からの防護柵の設置など自然保護活動に取り組んできた。 近年、阿弥陀ケ池周辺の斜面で、植栽や防護柵の設置が行われ、かっての群落の復元が期待されている。 |