烏帽子岳〜野口五郎岳〜水晶岳〜

 鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳(裏銀座縦走)



  
コース : 
(1日目)
信濃大町駅-(タクシー)-高瀬ダム 〜 ブナ立尾根登山口〜烏帽子小屋〜烏帽子岳〜烏帽子小屋
(2日目)
烏帽子小屋〜三ツ岳〜野口五郎岳〜水晶岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣山荘
(3日目)
三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜双六小屋
(4日目)
双六小屋〜新穂高温泉-(バス)-高山駅








3日目(7/25)





8:30 三俣山荘と鷲羽岳 〜 三俣蓮華岳へ

今日は双六小屋までなので朝はゆっくりした
天気は曇り、昼から雨になるらしい



三俣山荘
三俣山荘と鷲羽岳






9:10 三俣峠より三俣蓮華岳と丸山の残雪

昨日の疲れかリュックも重いし足が疲れている感じなのでゆっくり登った
峠で昨日水晶小屋に宿泊した登山者に聞いたら8畳に19人だったらしい
三俣山荘まで歩いてホッとした・・・



三俣峠
丸山の雪渓





  

9:30 三俣蓮華岳山頂(2,841m)

三俣蓮華岳は長野県、富山県、岐阜県の県境となる
既に数人の登山者がガスが晴れるのを待っていた
写真を撮りながら待つこととした



三俣蓮華岳山頂
三俣蓮華岳山頂






三俣蓮華岳山頂からの眺め 天気がいいと絶景らしいのだが・・・



三俣蓮華岳山頂より双六方面

         双六小屋、槍ヶ岳方面     
三俣蓮華岳山頂より雲平方面

       雲ノ平(雲ノ平小屋が見える)






祖父岳(2,825m)  水晶岳(2,986m雲に隠れてます)  ワリモ岳(2,888m)  鷲羽岳(2,924m)



鷲羽岳






10:10 丸山より三俣蓮華岳の残雪とコバイケソウ(高山植物は双六小屋の案内板を参照してください)



丸山より三俣蓮華岳
花畑 コバイケソウ






11:10 双六岳山頂(2,860m)と鷲羽岳(2,924m)

鷲羽岳の山容が素晴らしい眺めだった
双六小屋へ下山途中、天気が良ければ前面に槍ヶ岳の絶景が見えるはずだが・・・・



双六岳山頂
双六岳山頂より鷲羽岳
双六岳より下山途中、晴れていれば槍ヶ岳
巻き道、中道、双六岳の分岐






12:25 双六小屋と名物のおでん

テレビで台風7号の天気予報を見ながらまずはビールx2とおでん。
時間があるのでのんびりと持参したウイスキーもチビチビ・・・



双六小屋
ビールとおでん






双六小屋の前にある案内板。 黄色い花は見分けるの難しいなぁ(^^)



案内板
案内板






双六小屋のテント場と夕方の鷲羽岳

まだ台風の影響は無いような気がしたのですが
夜中から雨脚と強風の音が激しくなってきた・・・





テン場
鷲羽岳







4日目(7/26)





双六小屋を6時過ぎに下山 〜 7:40 鏡平山荘 〜 10:20 わさび平小屋 〜 12:10 新穂高温泉

台風なので槍ヶ岳は諦めて下山する。
双六小屋から鏡平へ下る稜線分岐までが凄い風だった。暴風雨なみ・・・
カッパの中のズボンもシャツもビッショリになった。



鏡平山荘
わさび平小屋
新穂高温泉






台風の影響で槍ヶ岳の山頂は踏めなかったが裏銀座コースを満喫できた。

特にこの時期は稜線にコマクサ、ミヤマキンバイなどの高山植物が咲き乱れ素晴らしい眺めだった。
日程に余裕があれば双六小屋で台風が通過するのを待つ計画も立てられるが、
予定があるので下山することにした。
下山時の稜線は暴風雨。
特に風が強く足を踏ん張っても飛ばされそうな気がした。こんな強風は初体験だった。

縦走途中の三俣蓮華岳から眺めた雲ノ平、高天原温泉は今度機会があれば行ってみたい場所となった。









【山のコラム】 <ガイドブックより>

《黒岳、鷲羽岳の山名由来》

黒岳は夏の午前中に雲ノ平から眺めると逆光で山全体が黒く見えることから付いたと言われている。事実、周辺の山々の中で黒岳だけ岩質が違い、山が黒いから黒岳、その北にある赤く雄大な山容が赤牛岳。
黒岳は別名、水晶岳ともいわれこちらの方が一般的だ。花崗岩に水晶の結晶が見られるから水晶岳である。

鷲羽岳の名前の由来は、その大きな山容が鷲の羽を広げた姿に似ていることにある。しかし江戸時代には現在の三俣蓮華岳を鷲ノ羽岳と呼んでいたという。




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