雲取山  (2,017m)  




2005年12月23日(金)〜24(土) 東京都の最高峰でもある百名山の一つ雲取山(2,017m)に登った。

東京、埼玉、山梨の都県境が頂点で交わる雲取山は東京都にとっては最高峰です。

山名も雲に手のとどく高い山、と言われています。

登山エリアでもこの雲取山を境に東の山地を奥多摩、西を奥秩父の山と称しているようです。

広くは秩父、多摩甲斐国立公園に属しています。

雲取山避難小屋で聞いたのですが、最近は避難小屋が整備されとても綺麗になっているそうです。

シュラフなど防寒と食料、飲料水など持っていればテントを張らなくても十分楽しめると話してました。

実際に避難小屋は綺麗に整備されて気持ちよく休憩できました。

雲取山荘もゆっくりできて、楽しい一日が過ごせました。

日頃の仕事の疲れを忘れ大自然の中でゆっくり過ごしたい、こんな気持ちが実感できた山小屋でした。

また、今年は雲取山の親父さんから年賀状まで頂き有難うございました。






コース : 

23日:鴨沢 〜 小袖乗越 〜 堂所 〜 七ツ石小屋 〜 七ツ石山 〜 奥多摩小屋 〜 小雲取山 〜 雲取山 〜 雲取山荘

24日:雲取山荘 〜 小雲取山 〜 七ツ石山 〜 高丸山 〜 鷹ノ巣山 〜 六ツ石山分岐 〜 奥多摩駅




 

23日(金



10:10 鴨沢バス停

快晴で暖かい日でした。
最初は民家の中の舗装された道路を登ります。

登山口
民家の中を登ります





11:58 堂所

天気が良くて暖かいのでゆっくり登ってきました。 
でも尾根に近づくにつれて風が強くなり寒くなっきました。

堂所
登山道





12:55 七ツ石小屋

七ツ石小屋からの展望は最高でした。
富士山は霞んでいたけどその手前にある富士山とそっくりな山旧500円硬貨の’雁ケ原摺山’は綺麗に見えました。

七ツ石小屋
七ツ石小屋より





 
13:30 七ツ石山の山頂

山頂は一面雪でした。向こうに見えるのが雲取山です。

七ツ石山
七ツ石山





14:07 奥多摩避難小屋。

カラマツと広葉樹に囲まれたこじんまりした小屋でした。


16:00 雲取避難小屋。 

中は広くて綺麗な避難小屋です。既に一組のパーティーが自炊で盛り上がってました。

奥多摩小屋
雲取山避難小屋





15:00 雲取山の山頂

登ってきた尾根の眺めも最高!  
丹沢山方面の眺めも絶景でした。
寒かったけど30分ほど眺めてました(^-^)

山頂
山頂
山頂
山頂





15:37 雲取山荘

通年営業の雲取山荘に泊まりました。
この日は例年にない北陸、西日本の大雪で宿泊客も少なかったそうです。
でも、朝方の気温はマイナス17度には驚きました。
部屋で毛糸の帽子を被って寝てたのも分かります(^-^)

雲取山荘
雲取山荘









24日(土)



7:30 雲取山

6時半過ぎに山荘を出発、再びゆっくりと雲取山の山頂を目指した。
昨日の疲れと積雪と寒さで体が動きません・・・
天気はまずまずのようです、今日は奥多摩駅まで石尾根を下山するつもりです。

山頂
山頂





8:47 七ツ石山

ご覧の通り昨日とはまったく違う世界、吹雪が横殴りです。 
寒いのと風で呼吸もしにくいです・・・

9:30  高丸山

膝のまで雪がありました。天気が良いので暑かったです。

七ツ石山
高丸山





10:09 鷹ノ巣避難小屋

新しいので中も綺麗です。
これなら泊まってもいいかな?(^-^)

鷹ノ巣山避難小屋





10:24 鷹ノ巣山

団体さんが山頂の三角点に座っていたので待ってました。
昨日はかなり雪が積もったみたいです。
山頂からの展望は素晴らしかった(^-^)

鷹ノ巣山
鷹ノ巣山





13:15 奥多摩登山口

無事に下山しました。
本日の所要時間7時間30分、疲れました・・・
駅の近くにある’もえぎの湯’にゆっくり浸かり、疲れを癒しました。
肌がツルツルするいいお湯でした(^-^)

登山口
もえぎの湯





14:50 奥多摩駅
奥多摩駅










山のコラム〈ガイドブックより〉

31年の歳月が流れて完成した小河内ダムによる東京都の水がめ、奥多摩湖

雲取山は東京都の水源をなす山のひとつ。

南斜面の沢は、奥秩父主脈の笠取山に発した丹沢川と合流し、南東麓の奥多摩湖へと注ぐ。










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