九重山 (1,791m)
  

2011年12月30日(金)大分県に位置する九重山(くじゅうさん)に登った。
前日は阿蘇山に登り、この日は九重山に登り田舎に帰省することにしました。
九州本島で一番標高が高いのがこの九重山群、その中の主峰が久住山(1,791m)です。
九重山と言う山はありません。
大船山、稲星山、星生山、久住山、中岳、三俣山、白口岳などの山群の総称を九重山と呼び、
主峰が久住山と区別するのが一般的とのことです。
山名以外では九重町(ここのえまち)と言います。
牧ノ戸峠より久住山、中岳を往復するルートで登ったが積雪と強風による難ルートでした。
山頂では一瞬霧がなくなり素晴らしい雪の絶景を展望することが出来ました。
次回はミヤマキリシマ、コケモモの咲く頃に登ってみたい山です。







コース : 牧ノ戸峠~沓掛山~久住分れ~久住山~中岳~牧ノ戸峠

      







8:40  牧ノ戸登山口

前泊した長者原温泉郷の『花山酔』よりやまなみハイウェイを車で登ってきたが
雪がチラホラ降っており凍結の心配があったので少し遅めに出発した。
牧ノ戸峠には数台の車と登山者が準備をしていた。
アイゼンを付けて登山口より登り始めたが視界はない。













雪の登山道、樹氷がとても綺麗でした。













10:00 久住分れ

天気が悪く寒いので立ち止まらずに通過。















久住山の全景





10:30 久住山(1,791m)

山頂に立ったときは視界なし。
30分程待ってみるとご覧の通り少し視界が開けました。
三俣山、中岳の展望です。

11:00 中岳に行ってみることにしました。

























中岳に向かう途中の御池は凍ってたのでゆっくり渡ってみました。













11:30 中岳(1,791m)

強風で視界なし。直ぐに下山しました。
御池から眺められる中岳。













久住山と中岳の分岐から眺められる噴煙
硫黄の匂いがしました。













11:55 久住分れからの久住山の展望。













13:15 牧ノ戸峠

売店と休憩所があり温泉を紹介して貰いました。
「筌の口温泉」「筋湯温泉」


















<山のコラム> ガイドブックより
山名争奪争いのあった同音、異字の「くじゅう」

九重山は久住山と表記されることもあるがともに「くじゅう」と読む。
2山とも山麓にある寺院の名前に由来するといわれるが、「日本百名山」によると「同じ発音を持つ九重と久住が、
そんな分け前に落ち着くまでに、長い間山名の争奪があったそうである」
現在では、山群の総称を九重山、山名を久住山ということで落ち着いている。
九重山の頂上にはそんな争い事など到底想像できない位、すばらしくなだらかな大草原が広がっている。






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