甲武信岳 (2,475m)



  

2009年5月3日(日)、山梨(甲)、埼玉(武)、長野(信)の県境にある甲武信岳(2,475m)に登った。

登山口となる毛木平(もうきだいら)は広く整備された駐車場とトイレもありマイカー利用の場合とても便利です。

毛木平からの登山は、山頂を少し下った所にある甲武信小屋に一泊するコースが紹介されていますが、
今回は早朝に出発する日帰りコースとしました。

天気は曇り時々晴れ、途中からは残雪の中を登りましたが、山頂からの展望は素晴らしいの一言でした。





コース :毛木平〜滑滝〜千曲川・信濃川源流標識〜甲武信岳山頂〜甲武信小屋〜甲武信岳山頂〜毛木平

      







5:50 毛木平の駐車場

5時過ぎ、明るくなるとすぐに多くの登山者が出発していった。
多くの登山者は日帰りの予定だと思われる。準備をして直ぐに歩き始めた。

 







7:30 滑滝

シラカバやカラマツ林の中の林道を歩く。
林道が終わると西沢に沿った登山道となる。
滑滝は大きな岩の上を大量の水が流れている。涼しいので小休止だ。









鬱蒼とした樹林に覆われた沢床を登っていく。
滑滝を過ぎたあたりから積雪がある。
登りなのでアイゼンは付けなかった。








8:55 千曲川・信濃川源流標識

標識も下部は積雪に埋もれていた。
ここから急登となるので、他の登山者も小休止していた。









9:10 縦走路の標識

源流標識から山腹の急坂をジグザグに登ると縦走路の尾根に出る。
尾根歩きで右手側に富士山の勇姿が眺められる。








9:40 甲武信岳山頂(2,370m)

山頂からの展望は最高です。多くの登山者が続々と登ってきます。
写真を撮ったら甲武信小屋へと下ります。








手前より国師ケ岳(2,592m)、金峰山(2,599m)

その向こう側の雪を被ったのが南アルプスの北岳(3,193m)







八ヶ岳の主峰、赤岳(2,899m)







甲武信岳より南方面の展望は最高でした。
左側に富士山が見えます。







山頂からの富士山の展望、雪を被った富士山は綺麗でした。








10:15 甲武信小屋

前のベンチで大休止して昼食です。
ベンチでは3組の登山者が休憩してました。
小屋の主人より何処から登ってきたの?と聞かれ、
毛木平から登ったが距離が長いです、返事したら、
'早いですね'と誉められ?ました。

11:20 山頂に戻り、登って来たルートを下山しました。









14:25 毛木平駐車場

駐車場の標識は毛木場駐車場となってました。
後方は綺麗なトイレです。













<山のコラム> (ガイドブックより)

甲武信岳は、山容そのものは際立った三角錐の山ではなく、奥秩父の主脈上の一ピークに過ぎない山なのに独立した山として見られている。

山名由来には諸説あるようだが、甲斐、武蔵、信濃の国境にあたる山ということで、一文字ずつとって甲武信を冠したというのが有力だ。
東西に長い山頂からの展望も素晴らしい。

三国の代表的な河川である千曲川(信濃川)、荒川、笛吹川の三河川の谷を隔てて、南アルプス、八ヶ岳、浅間山など360度の雄大な山岳展望が広がっている。






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