木曽駒ケ岳  (2,956m)

  

2004年9月18日(土)、19(日) 長野県南部から岐阜県境にかけて、木曽谷と伊那谷を分かつ中央アルプスの最高峰、木曽駒ケ岳に登った。 
木曽駒ケ岳は木曽側からの呼称で、伊那側からは西駒ケ岳と呼ばれる。
正式名は「駒ケ岳」である。

コース : 

 18日:自宅(8:00)=近畿道=名神高速=中央自動車道(駒ヶ根IC)=菅の台駐車場=しらび平駅・・・・・千畳敷駅〜駒ケ岳頂上山荘(16:00頃)

 19日:駒ケ岳頂上山荘(8:30)〜木曽駒ケ岳(8:55)〜駒ケ岳頂上山荘〜中岳〜千畳敷駅










日曜日の天気予報が気になったが、久しぶりの3連休なので思い切って出かけた。
駒ヶ根高原・菅の台バスセンター周辺の駐車場に車を入れ、バスに乗換えてロープウェイ乗場まで約40分。
駒ケ岳ロープウェイに乗り替えて7分で千畳敷駅に到着した。
紅葉にはちよっと早いが、登山者よりも一般の観光客の方が多かった。






ロープウェイ乗場である「しらび平」

しらび平



千畳敷駅に降り立つと目前には氷河地形の千畳敷カールが広がる。
宝剣岳の岩峰が天空を突いて聳えていた。

千畳敷カールから宝剣岳
千畳敷カール



千畳敷カールより石のゴロゴロした八丁坂を登り切ると乗越浄土に出る(左)
宝剣山荘と天狗荘の前を通り中岳(2,925m)に登り、頂上山荘に下る。

乗越浄土
頂上山荘



19日(日)は朝から豪雨。 
カッパを着込んで頂上へ向った。
天気が良いと御岳山、南・北アルプスの雄大な山並みが眺められるが・・・
強風と豪雨と寒さにより、すぐに下山を開始。
山頂にはまだ4、5人登山者がいた。

山頂
木曽駒ケ岳山頂



中岳(2,925m) 視界はゼロ大雨と霧の中でも続々と登山者は登っている。
連休なので皆遠くから来ているのかも・・・
中岳








今回の木曽駒ケ岳は大雨、暴風の最悪の天気の登山だった。 
当初は木曽駒ケ岳〜宝剣岳〜空木岳へと縦走して下山する予定だった。
豪雨、暴風で展望もないので諦めて下山した。
帰りには「早太郎温泉こまくさの湯」にゆっくり浸かり、食堂でお腹一杯食べて帰宅した。



【山のコラム】 <ガイドブックより>

木曽駒ケ岳の南中腹に位置する千畳敷カールは、駒ケ岳ロープウェイによって、最も手軽に訪れることができる氷河地形である。
ボウルを二つに割ったような千畳敷カールは、典型的なカール(氷河圏谷)で、カール底には、氷河の堆積物であるモレーン(堆積提)や氷食湖といった地形も見られる。
さらにカールを囲む急峻なカール壁、宝剣岳(2,931m)に代表さける氷食尖峰も顕著で、これが千畳敷カールの景観をつくっている。








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