池木屋山 (1,396m)
  

2008年11月23日(日)三重県と奈良県の県境にあり台高山脈の中心部に位置する池木屋山に登ってきました。
宮ノ谷林道終点より山頂を往復しましたが距離が長く急峻な崖と急登の連続で、次の日は太股が筋肉痛でした。
天気は良く高滝までの渓谷は登山道も整備されていて紅葉も綺麗でした。
山頂は南方面しか展望がなかったですが、自然のブナ林がとても美しかったです。
時間に余裕があれば小屋池などにも行きたかったのですが、長い下山を考え諦めてすぐに下山しました。
山頂付近はうっすらと雪の積もっている場所もありましたが、そんなに寒くも無く、台高山脈の山歩きを楽しみました。



コース  :林道終点〜高滝〜奥の出合〜池木屋山〜林道終点

      




8:45 宮ノ谷林道終点の登山口。
R166の高見山トンネルを抜けて木梶より加杖坂峠を越えて青田川沿いを下り
奥香肌湖の辻道橋を渡り宮ノ谷林道の終点まで走る。
終点の駐車場は既に満車、少し下った少し広い場所に駐車し登山口に戻った。
登山口から高滝までは整備された登山道で鉄製の桟道が多い。

 


登山道が崩壊している場所は宮ノ谷の川沿いを歩く。
すぐに山道にもどると枯葉の落ちた斜面を登る。



9:15 蛇滝
川の流れがヘビのようにクネクネ流れているのでヘビ滝か?
六曲屏風岩の岩壁が対岸に仰ぎ見える。



岩壁に架かる長い鉄橋
下を流れる清流は綺麗で透き通っている。



9:50 高滝
鉄橋を越えると水越谷出合となり避難小屋があった。
避難小屋から高滝はすぐだった。
落差50mの滝は見事でした。
高滝からは先は急峻な崖っぷちを登る。過去に滑落事故もあったらしい。
あまりの急登に写真も撮るのも忘れていた。



急登の途中で唯一写した猫滝。
次のドッサリ滝まで登ると緩やかな登山道となる。
キャンプ敵地の奥の出合いからさらに登山道が不鮮明な急登となった。
途中の稜線で大休憩して昼食、座った横にはご覧の痛風の木(^-^)



12:50 池木屋山山頂
休憩地点より20分ほどで山頂に着いた。登山口よりほぼ4時間かかった。
南方面の展望は良いが、他はブナ林に囲まれて視界なし。
三角点の横に座り大台ケ原方面を眺め休憩した。
途中出合った登山者は2組のみ。
下りの時間も考えてすぐに下山、山頂には20分ほど。



大台ケ原方面、明神平方面はブナ林で展望なし。



下山時に眺められた迷岳方面と雪の東尾根。
迷岳方面の展望は素晴らしかった。



14:25 奥の出合
広くはないがキャンプ敵地とのこと。北側の谷より霧降山方面の展望。



不鮮明な登山道をふり返り、渓谷を下に見ながら高滝に向けて下る。



15:30 高滝
一条になって落下する様は見事です。



16:35 犬飛ぐら
暗くなるまで少し時間があったので犬飛ぐらに寄った。
狭い渓谷に橋が架かり深くて狭い渓谷が眺められます。







<山名の由来>
池木屋山の由来は、山頂から北へ5分ほど下った所に小さい池(湿地)があり、ほとりに小屋があったことから「池小屋山」、転じて「池木屋山」になった。
台高山脈の中心部に位置し最も深い所に聳える憧れの山といえる。



戻る



inserted by FC2 system