飯豊山 (2,105m)
  

2009年8月4日〜6日 福島、山形、新潟の3県にまたがる飯豊山(2,105m)に登ってきました。

飯豊温泉にある飯豊山荘の駐車場に車を止め、梶川尾根を登り、北股岳、烏帽子岳、御西岳、飯豊山と縦走、
大ー尾根を下山するコースとしました。

下山する大ー尾根は地図でも点線であり、上級者向きとありましたが、登山道が草刈され整備されていると
聞いたので利用しました。
実際に歩いてみるとやはり上級者向き、コースは長く水場も無く、藪も多く、起伏の激しい厳しいコースでした。

門内小屋から飯豊本山小屋までの稜線歩きは景色も綺麗で高山植物も豊富で楽しい山歩きが出来ました。




コース

(1日目):飯豊山荘〜梶川峰(梶川尾根)〜扇ノ地紙〜門内小屋〜門内岳〜北股岳〜梅花皮小屋(泊)
(2日目):梅花皮小屋〜梅花皮岳〜烏帽子岳〜御西小屋〜御西岳〜飯豊山〜飯豊本山小屋(泊)
(3日目):飯豊本山小屋〜飯豊山〜宝珠山(大ー尾根)〜温身平〜飯豊山荘

      




2日目(8/5)

6:00 梅花皮小屋

北股岳(2,024m)と烏帽子岳(2,017m)の間の鞍部に建っている梅花皮小屋
温身平から石転び沢ルートの登山道もあるが雪渓のある上級者コースとのこと。

ブヨに刺され痒い顔や腕を擦りながらの稜線歩きを始める。
昨夜は経験豊富な登山者が蚊取り線香を持っていたおかげで
小屋には虫はいませんでした。
でも窓を閉め切っていたので小屋内は暑かった・・・ 
ブヨがいないだけましでした、感謝。。
 





登山道の横に咲いてる高山植物





6:40 梅花皮(かいらぎ)岳

ガスなので廻りは真っ白、天気が良ければ絶景でしょう・・・。







雪渓の上も歩きます。
ニッコウキスゲが咲き誇ってます。







7:15 烏帽子岳

御西小屋からの登山者に会いました。
飯豊山、大日岳を登り登って来た梶川尾根を下山するとのこと。
大ー尾根の下山が心配になりました・・・







雪渓の登山道
コバイケソウも沢山咲いてました。








8:35 御手洗ノ池

ガスで景色は望めません。
この付近で2、3組の登山者と擦れ違いました。
皆さんに雪渓の登山道は山側を慎重に歩くようにアドバイスを頂きました。







雪渓歩きと綺麗な花






9:20 天狗の庭






御西小屋への登山道、チングルマが咲き誇ってます。
遠くに見えるのが御西小屋です。







11:05 御西小屋

2005年に改築された綺麗な小屋でした。
小屋の中で昼食をとり大休止。
大日岳へピストンは天気が悪いので諦めました。

数十人のツアー登山者も小屋の前で昼食をしてました。
全工程の食料は全てガイドさんが背負っているそうです、
ガイドさんも大変ですね。

ここから御西岳を経て玄山道分岐あたりまでは素晴らしいお花畑でした。








12:30 玄山道分岐

正面には飯豊山が眺められます。







13:20 飯豊山(2,105m)山頂

相変わらずガスです。
山頂でガスが途切れるのを暫く待ちましたが無駄でした。
明日の朝も山頂に立つので本山小屋に向かいます。






14:30 飯豊山本山小屋

この日は宿泊客は十数人と少ないとのこと。
今週の月曜日は宿泊者が多く、畳一畳に二人だったそうです。
8月末までは管理人が常駐してます。
管理人さんも賑やかな方で面白い話を沢山されてました。

缶ビール350mlが1,000円です
日本一高い値段かも?

もちろん飲んだ缶は各人持ち帰りです。






歩いて15分ほどの場所にある水場。
この時は水量は豊富で冷たく美味しい水でした。

明日の大ー尾根の下山コースは水場がないので沢山調達しました。






夕方の本山小屋からの飯豊山の眺めです。
左が大日岳(2,128m)右が烏帽子岳、北股岳です。

夕方の本山小屋はトンボが多いせいか虫(ブヨ)はいませんでした。
綺麗なトイレは別棟となっており、
夜トイレに行った時は大空の星がとても綺麗でした。


翌日は下山のみですが、コースが長く不安なので、
早や立ちすべく早めに就寝です。












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