平ケ岳 (2,141m)






  
 
2014年7月20日(日)新潟と群馬の県境に位置する平ケ岳に登ってきました。

前日の会津駒ヶ岳を下山し銀山平に前泊。
翌朝、3時40分バス乗り場に集合です。
バスに乗りR352で雨池橋より中ノ岐林道登山口へ約1時間30分です。

登山口から急登の連続。
地図では2時間となってますが、約2時間30分もかかり平らな高層湿原に到着。

山頂は樹林の中に三角点と頂上標識がありました。
木道の湿原はまだ高山植物は多く見られず、天候が悪かった影響かも知れません。
下山後のバスの出発時間12時30分なので早めに下山しました。

下山後に中ノ岐川の冷たい水で顔を洗い汗を拭きさっばりしました。
バスは12時20分には全員下山し銀山平へ戻りました。

平ケ岳登山は鷹ノ巣登山口より往復するルートが多く紹介されていますが、
今回は最短ルートで往復しました。

山頂の広々とした高層湿原の素晴らしさを満喫しました。












コース : 駐車場 ~ 平ケ岳 ~ 玉子石 ~ 駐車場










銀山平の宿泊は「ログハウス 白光」

到着して分かったのですが、白光所有の19日平ケ岳登山口への送迎パスはキャンセルが多く中止になったとのこと。
管理人のおばちゃんが昨日、連絡したけど電話番号相違で他人に繋がり困ってましたと・・・・
すみませんでした(T_T)

登山口への送迎パスの話をすると調べてくれました。
「奥只見山荘」の送迎バスが早朝に出発するので乗せて貰うことができました。
でも昨日からの雨の状況により中止になることもあるとのこと。

取り敢えず一安心、夕食後はログハウスのベッドで爆睡でした。



5:30  登山口

3:50奥只見山荘前からバスに乗り1時間20分、中ノ岐林道登山口
バスの運転手さんより登山の注意点と地図を頂きました。
後続のバス2台も到着しました(バスの写真は下山時に撮影)

大雨が降るとよく流される橋、運転手さんも一緒に確認に来てくれましたが今回は無事でした。










急登の途中で休憩、向かいの渓谷には残雪が沢山残ってました。










8:00 山頂付近の平坦な稜線に到着。
登山口より2時間30分でした。 残雪がまだ多い。










8:50 二等三角点のある山頂
山頂付近は広い木道が整備されていたので大休憩、昼食の弁当を食べた。












三角点より少し進むと山頂らしいのですが・・・  何の標識もありませんでした。
三角点に戻ると多くの登山者が休憩してました。



 
 
 
 





9:55 玉子石
絶妙なバランス。展望がないのが残念ですが下山します。



 
ミヤマリンドウ
 
玉子石





11:40 中ノ岐川

汗ビッショリになったので冷たい川の水にタオルを濡らし汗を拭きました。
気持ち良かった~
増水した場合の為に野猿が上に見えます。
バスの時間に余裕があったので河原で大休憩してました(^o^)


14:00 奥只見山荘駐車場に到着。

小出ICに近い新潟県魚沼市大湯温泉にある「ユビオ 魚沼」で入浴して帰阪しました。





 
 








<山のコラム> ガイドブックより

最近まで道のなかった幻の山


頂上に平坦な高層湿原が広がる山容から、平ケ岳は、周辺の会津駒ヶ岳や燧ケ岳、至仏山に登ると、すぐそれとわかる。
しかし山麓の人里からは、まず望むことは出来ず、幻の山と呼ばれてきた。

鷹ノ巣尾根に登山道が開かれたのも昭和40年(1965年)である。

明治期の後半、日本アルプスで近代登山が幕を開けた登山史からすると、平ケ岳に道が出来たのはつい最近のことといえる。
それまでは、利根川か只見川の支流を遡り、源流からは藪を漕いで頂上に達していた。

そのひとつ、北西に流れる恋ノ枝川は、現在もベテラン登山者の間でよく知られている、人気の高い沢登りコースである。








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