早池峰 (1,917m)



  

2012年7月23日(月)岩手県の名峰早池峰(はやちね)に登ってきました。

天気は曇りでガスの中を小田越登山口より山頂を往復しました。

登山道は岩場の急登、天狗の滑り岩では鉄梯子の登りでした。

岩に囲まれた山頂はガスで景色はなくすぐに下山しました。

山頂からは360度の絶景を期待してましたが残念でした。

登山道には日本版エーデルワイスと呼ばれるハヤチネウスユキソウが沢山咲き誇ってました。







コース : 小田越登山口~五合目御金蔵~天狗ノ滑り岩~早池峰山(往路を下山)]

      







岩手山に登頂後に早池峰山近くの峰南荘に前泊しました。

峰南荘は早池峰登山者のみの宿でした。

早朝に小田越登山口に向かったが登山者の車は無く路肩に駐車、
下山した際に小田越山荘の方から駐車禁止場所なので峠を越えた先に駐車するように言われました。




5:30  小田越登山口

雨は降って無いがガスの中を登り始めた。

暫くは木の歩道ですが樹林帯を抜けると岩場の急登です



 








岩場の急登の連続の中にハヤチネウスユキソウが咲いてます。










7:20 剣ケ峰分岐

ガスの中の木の歩道は高山植物が綺麗に咲き誇ってます。






 
 






7:35 早池峰山頂(1,917m)

早池峰山頂には早池峰神社奥宮や避難小屋があります。

展望はなく山頂で朝食のお握りを食べて下山開始。










早池峰で見かけた高山植物






 
 






9:30 小田越登山口

駐車禁止の注意を受けバッテリー不足の車も無事にエンジン始動、

林道を下山途中に河原坊登山口の写真も撮りました。










花巻市大迫町にある「ワインシャトー大迫」を見学した後、蔵王温泉に向かいました。










<山のコラム> ガイドブックより

北上山地浸食の年輪が刻まれた信仰の山。

ハヤチネという美しい名を聞くだけでも何かしら惹かれるものを感じる。

独立峰と違い、山体は北上山地から顔を覗かせているだけに見える。

これは、長い年月を経て北上山地が浸食されていく過程で、蛇紋岩など硬い地質だけが残るモナドノックと呼ばれる地形である。

山麓の村々、特に遠野地方では六角牛山、石上山とともに遠野三山として古くから崇められてきた霊山である。

柳田国男の「遠野物語」には信仰に根ざす生活から生まれたこの山に対する思いが、様々な伝説として記されている。







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