富士山 (3,776m)



  
 
2017年8月3日(木)山梨県・静岡県境に位置する富士山に登ってきました。

今回は富士山剣ヶ峰への最短ルートである富士宮ルートを登ります。
静岡県側の富士山スカイラインよりマイカー規制されている水ケ塚駐車場に駐車して、
始発のシャトルバスに乗り換え五合目の登山口に向かいました。

前回(1991.8.9)は義父と二人で富士スバルライン五合目より吉田ルートを登りました。
登りは何度も休憩しながらゆっくり登った記憶があります。
下山は膝が痛くなり車の運転が直ぐに出来なかったことを思い出しました。

剣ヶ峰山頂は青空が広がり風もなく360度の雲海と荒々しい噴火口が眺められました。
山頂に立った時に登ってきてほんとに良かったと感無量、いい思い出がまた一つ増えました。








コース : 
富士宮口五合目 ~ 六合目 ~ 新七合目【御来光山荘) ~ 元祖七合目(山口山荘) ~ 八合目(池田館) ~ 
九合目(万年雪山荘) ~ 九合五勺(胸突山荘) ~ 浅間大社奥宮 ~ 剣ヶ峰 ~ 富士宮口五号








6:40  富士宮口五合目(富士宮ルート登山口)

水ケ塚駐車場を始発のシャトルバスに乗り登山口に到着。

前日の仕事が終わり車で西名阪、伊勢湾岸、新東名と高速道を走り新富士ICより
富士山スカイラインを通り水ケ塚駐車場に3時過ぎに到着。
始発まで仮眠。自宅から休憩を含め7時間程掛かりました。









8:15 元祖七合目の山口山荘に到着

濃霧なので皆さんカッパを着てましたが暑がりの私は半袖のまま、
しっかり日焼け止めを塗りましたが汗で流されまた塗り塗りの繰り返しです



霧の登山道

6:50 六合目
 
少し青空も

 7:35 新七合目
 
8:15 元祖七合目・山口山荘
 
登山道は濃霧





9:25 九合目の万年雪山荘(標高:3,460m)

ベンチで大休憩。
夏休みなので家族ずれの登山者も多かった。しかも皆さん酸素持参です。
登山道横はまだ雪渓があり涼しく感じます。



8:45 八合目

相変わらず濃霧

 9:25 九合目

 万年雪山荘
 
歴史を感じさせる看板


雪渓がありました
 





10:30 富士山頂 浅間大社奥宮(標高:3,715m)

売店と山頂郵便局もあります。広い場所なので多くの登山者が休憩してます。

山小屋のトイレが綺麗になっているのに驚きました。
前回の登山時はトイレ内が汚くて外を利用している方が多かった、
私も利用出来ないほど酷いものでした。
外国人も含め多くの方が利用するので有料でも綺麗なトイレが良いと思います。
ここから剣ヶ峰に向かいます。



9:50 九合五勺

綺麗なトイレ、200円投入すると開錠

山頂が見えてきた

鳥居
 
10:30 浅間大社奥宮

富士館





10:50 剣ヶ峰(標高:3,775.6m)

登山口から4時間10分掛かりました。
山頂到着時は登山者も少なくゆっくり写真が撮れました。
火口の大きさ荒々しさに驚きました、まさに絶景!

11:20下山、この時間帯は団体の登山者が到着し狭い山頂は大混雑


 
 
 
 
 

 





14:30 富士宮口五合目登山口

山頂からの下山は晴れたり曇ったり、黙々と登る登山者の向こう側に大雲海が広がってます。
続々と登山者が登ってきます、途中の山小屋に泊まり御来光を楽しみにしているのでしょう。
多くの登山者で山小屋は大混雑が予想されます。

登山口からシャトルバスに乗り駐車場へ約30分です。


 
駒ヶ岳(標高:3,722m)
 
駒ヶ岳山頂から雲海、多くの登山者
 

 
 
 
 
 
 
 





15:30 水ヶ塚駐車場

シャトルバス乗場、五合目登山口まで往復1,800円でした。
駐車場代1,000円


下山後は富士宮ルートお勧めの温泉
富嶽温泉 花の湯」(静岡県富士宮市ひばりが丘)に向かいました。
花の湯にて入浴はもちろん夕食と仮眠(リクライニングシートで爆睡)し滞在可能な時間
翌2時の少し前に駐車場に戻り帰阪しました。

今回はR1号線~R23号線~西名阪と道の駅で休憩しながら10時間程運転し帰宅しました。
久し振りのロングドライブは疲れました。
でも二日たった今はまた山登りに行きたくなってます。
今週末の「山の日」は何処の山に行こうかな!(^^)!


 
 











<山のコラム> ガイドブックより
登山道に祭られる富士山講の祠

冨士講登山が盛んになったのは文化、文政年間(1800年代初め)からである。
これは江戸庶民を中心とした浅間大菩薩を拝する講集団で、江戸八百八講といわれたほど盛んであったと伝えられ居てる。
当時の富士講集団の登山日程は7日から8日の長丁場。
吉田口から登り、籠坂峠を経て足柄峠越えで相模の大山に参拝後に江戸に帰るという日程であった。
現在でも富士講は盛んで、観光バスで五合目まで登って、山頂を目指す講集団は夏の富士の風物詩となっている。







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