大山(鳥取県) 2003年6月8日

2003年6月8日(日)鳥取県の伯耆大山(1,729m)に登った。
6月の始め新聞に大山の夏山開き祭の開催案内が載っていた。当日は休みでもあるし大山は一度登ってみたい山だったので早速出かけることにした。
前日の午後に車で大阪を出発。登山口の駐車場で仮眠し翌朝に登り始めた。

コース:夏山登山道入口〜六合目避難小屋〜弥山(同じコースを下山)


登山口 登山道 一合目

7:40
大山寺の駐車場より大山寺の参道を進む。
その参道の途中を右(写真左)に大山寺橋に向う。
夏山登山道入口の標識に従い阿弥陀堂に向け石段の道を進む(写真中)。
暫く進むと一合目の標柱。標柱はここから9合目まである。

登山道 六合目 八合目

一合目の標柱から15分から20分間隔で標柱がある。登山道は傾斜がきつくなる(写真左)
6合目手前から視界が開け展望が良くなる。
9:00 六合目避難小屋(写真中)に到着。
大山の険しさが感じられる絶景だつた。八合目の標柱あたりから傾斜はゆるくなる。

8合目より山頂方向
9:40 8合目の標柱に到着。
大山の険しい姿、緑の無いところは崩壊している。至る所でこのような崩壊現場を目にした。
最高峰の剣ケ峰へは崩壊が激しいので立ち入り禁止となつている。
2000年に発生した鳥取地震の影響だという。
それにしても登山者が多い。登りと下りのすれ違いが大変です。待ってばかりで先に進まなくなった。おまけに暑くて汗ビッショリになった。山頂にビールを売ってないかなぁと思って登った(^o^)

山頂へ向けての登山道
八合目当たりを過ぎるとご覧のように木道となっている。
特別天然記念物の’ダイセンキャラボク’を保護するためだそうです。
正式名は’キャラボク’と言う。
木道を暫く進むと弥山の山頂です。

団体登山者の通り過ぎるのを待って撮影しました。およそ8haもあり日本最大規模だそうです。

避難小屋 避難小屋 山頂の登山者

10:00 大山頂上避難小屋に到着。
手前に見える柱は自家発電機の風車、その電力でトイレは水洗になっているそうです。
汗を一杯かいたので体から出る水分はなかったようで、トイレには行けなかった?・・・
弥山山頂より避難小屋(写真中)と山頂。 今日の山頂はご覧のように大混雑です。(写真右)
日曜で夏山開きでもあり、ほんとに沢山の登山者でした。テレビ中継もNHKを始め何社か来ており、上空もヘリが2、3台旋回して取材してました。
暫くの間、避難小屋で休憩、昼食をして再び山頂に進みました。

山頂より剣ケ峰方向
10:40 
弥山山頂より剣ケ峰を望む。
剣ケ峰は標高1,729m、
弥山は1,711mです。
写真のように途中までは剣ケ峰に進めますがその先は立ち入り禁止となっています。

山頂 山頂からの景色

弥山山頂です。山頂より登山口方面の景色は凄い、一歩足を出せば麓に届きそう(^o^)
そのなアホな〜。絶景が足元にあり、ほんとにそんな感じでした・・・

イワカガミ
11:10
大山の花’イワカガミ’です。
沢山撮影したけど、ほとんどピンボケ(;_;)
カメラが悪いのか腕が悪いのか・・・・
一番ましな一枚を掲示します。
一面にイワカガミが咲いておりとても綺麗でした。

地ビール 大山物産市 夏山開き祭

13:20 
下山後は大山の地ビールで喉を潤す。冷たいビールの一杯は格別です。
地ビールの味は?ビールが濃い感じかな?(^o^)。
お土産に、物産市で1個200円のメロンを5個買った。ほんとはスイカを買いたかったけど、車の中で割れたら大変なので止めました。
大山寺駐車場より15分ほどの、’白鳳の里ゆめ温泉’で汗を流し大阪に向かった。


大山は裾野を長く引いた姿が富士山に似ていることから’伯耆富士’あるいは’出雲富士’とも呼ばれている。また山陰地方では、山を「セン」と呼びならわすので大山は「ダイセン」、弥山は「ミセン」と呼ばれている。8合目より上の大地に大群生している’ダイセンキャラボク’は特別天然記念物である。(登山ガイド参照)

戻る

inserted by FC2 system