大菩薩岳〔大菩薩嶺〕(2,057m)



  

2007年5月5日(土) 山梨県の大菩薩嶺(2,057m)に登った。

登山口はR411経由で上日川峠(1,587m)まで車で登り、ロッジ長兵衛周辺に100台程の大駐車場がある。

山梨県の北東部にあり東京からも近いため日帰りのハイキングコースとして人気があるようだ。

最も一般的なコースをゆっくり歩いた。





コース : 上日川峠〜福ちゃん荘〜大菩薩峠〜賽ノ河原〜雷岩〜大菩薩嶺〜福ちゃん荘〜上日川峠

      







8:30 上日川峠(かみにっかわとうげ)のロッジ長兵衛の横に登山口がある

8:45 福ちゃん荘に到着、ここから大菩薩峠に向かう。

 
上日川峠
福ちゃん荘





9:10 富士見山荘より眺められる富士山

ここから雪を被った富士山の写真ばかり撮っていた

富士山
富士山





  
9:45 大菩薩峠にある介山荘

大菩薩峠
介山荘





大菩薩峠は中里介山(1858〜1944)の長編小説「大菩薩峠」によって広く知られたれ記念塔が建立されている

中里介山記念塔
富士山





10:05 親不知ノ頭から眺められる富士山

富士山





親不知ノ頭から賽ノ河原と伸びやかな山頂への稜線の登山道

賽ノ河原
賽ノ河原





10:15 賽ノ河原

賽ノ河原の鞍部はかって甲州道中の脇往還、青梅街道第一の難所とされた旧大菩薩峠。
神部岩は標高2000m地点

賽ノ河原
神部岩の2000m地点





10:55 大菩薩嶺(2,057m)

展望には恵まれない。すぐに雷岩まで戻った。


大菩薩嶺
大菩薩嶺





11:20 雷岩

雷岩周辺で多くの登山者が休憩をしていた。ゆっくり昼食をとって唐松尾根の急坂を下山した。


12:20 福ちゃん荘に着いた


雷岩
福ちゃん荘





12:20 上日川峠のロッジ長兵衛

ここから20分ほどの大菩薩の湯に向かった。

ロッジ長兵衛






【大菩薩の湯】

大菩薩嶺を背景にした緑豊かな山間に塩山市街を遠望するように建つ日帰り温泉施設。
肌がつるつるするアルカリ性単純温泉で庭園風の露天岩風呂やジャクジー、休憩室などがありくつろげる。










<山のコラム>

中里介山は1913年に当時発行されていた都新聞に「大菩薩峠」の連載を開始。

妖剣をふるう剣士・机龍之介の人物像や彼をめぐる波乱万丈の筋立てが大衆を惹きつけた。

連載は読売新聞などに引き継がれ書き下ろしを加えて41巻まで執筆されたが、1944年に介山は病に倒れ未完となった。

大菩薩峠には介山に名をちなむ介山荘が立ち、記念塔が建立されている。







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