町石道 [高野参詣道] (その1)



  
 
2020年6月7日(日)和歌山県の高野七口のひとつ高野山町石道を歩きました。
町石道は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。
今回は九度山駅から上古沢駅まで歩きました

朝から快晴、九度山駅に10時50分頃到着。
スタート時間が遅くなり今回は上古沢駅までと決めました。

事前にネットで印刷した観光マップ
より世界遺産に登録されいてる建造物等をゆっくり見学したいと思います。







コース : 九度山駅 ~ 真田庵 ~ 慈尊院 ~ 六本杉 ~ 丹生都比売神社 ~ 古峠 ~ 上古沢駅









10:50  九度山駅

九度山の由来
【パンフレットより】
開創当時、高野山は女人禁制の聖域でした。
空海は、慈尊院で暮らす母に会いに、月に9回はこの道を歩いて下山していたと言い伝えられています。

それが町石道登山のスタート地点でもある「九度山」という地名の由来ともされています。


九度山駅で下車して町石道に向かったのは私と欧米人2名でした。
外人さんは大門まで行くのか、急いで歩き始めました。



11:00  真田庵

訪れるのは二度目ですが真田幸村父子の屋敷跡に建てられたお寺です。



11:15 道の駅「柿の郷くどやま」

「産直市場よってって」の'めはりずしセット'も美味しそうでした。
弁当を買っていたので眺めるのみ…
南高梅も大きくて安い。次回はここで買おう!
多くの人が新鮮野菜を買ってました。






11:30 慈尊院

慈尊院は平成16年(2004年)7月に世界遺産に登録された。

慈尊院は
弘仁7年(816年)弘法大師(空海)が、高野山開創に際し、
高野山参詣の要所にあたるこの地に表玄関として伽藍を草創し、
一の庶務を司る政所、高野山への宿所、冬期の避寒修行の場所とされました。




慈尊院(世界遺産)

多宝塔
 
町石のはじまり
 
丹生管省符神社(世界遺産)






12:20 展望台

紀ノ川と橋本市の絶景、展望台は風があり涼しい。
ここまでは無風、暑い中、舗装された急な坂道を黙々と登り汗ビッショリとなりました。
ベンチで昼食と休憩、ここからは尾根歩き。










13:45 六本杉 ~ 14:10 丹生都比売神社 ~ 14:45 六本杉

丹生都比売神社は
ご祭神のお名前の「丹」は朱砂の鉱石から採取される朱を意味し、
『魏志倭人伝 ぎしわじんでん』には既に古代邪馬台国の時代に丹の山があったことが記載され、
その鉱脈のあるところに「丹生」の地名と神社があります。
丹生都比売大神は、この地に本拠を置く日本全国の朱砂を支配する一族の祀る女神とされています。
全国にある丹生神社は八十八社、丹生都比売大神を祀る神社は百八社、摂末社を入れると百八十社余を数え、
当社は、その総本社であり
ます




六本杉

丹生都比売神社(世界遺産)

輪橋

外鳥居






14:50 古峠

古峠から急坂の連続、駅までは案内板が多く迷うことはありません。
柿畑に近づくとイノシシの罠(箱型、くくり罠)が沢山仕掛けてあり、
ルートを間違わないようにしましょう。
駅には一度川まで下り登り返します。
この登りが日影もない急登で汗ビッショリです。



16:15 上古沢駅

駅のホームは一つ、到着すると直ぐに電車が来ました。
車内は涼しく快適、ギリギリ座れました。
橋本駅で冷たいスポーツドリンクを飲み、急行に乗り換え河内長野駅で乗換、
最寄り駅の居酒屋で生ビールを二杯呑んで帰宅しました。


次回は、
上古沢駅~古峠~笠木峠~大門~壇上伽藍~弘法大師御廟の予定です。

暑い時は、上古沢駅から古峠までの急登と多くの虫(ブヨ・虻等)対策が必須です。
今考えると早朝に出発し大門まで歩く方が良かったと反省してます。
チャレンジ時期についてはゆっくり考えます!(^^)!


今年は父の三回忌の予定
その前に「聖地につづく 祈りの道」を歩くつもりです。





 
古峠
 
上古沢駅






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