朝日岳 (1,870m)



  

2010年7月25日(日) 山形県にある朝日連峰の主峰「大朝日岳」に登ってきました。

登山コースは古寺鉱泉登山口から日帰りコースとしました。

当日の天気は曇り雨、下山時は雷雨に遇い大変な登山となりました。

東北地方の原生林の中を歩き、、朝日連峰の主峰に立つことができた満足した登山でした。






コース : 古寺鉱泉登山口 〜 古寺山 〜 銀玉水 〜 大朝日小屋 〜 大朝日岳 〜 古寺鉱泉登山口

 
     








大阪より車で名神〜北陸道〜磐越道〜東北道〜山形道と走り寒河江ICで降りる。

翌朝は早く登山する予定なのでJRフルーツライン左沢線の終着駅である「左沢駅(あてらざわえき)」近くの「玉川旅館」に前泊した。

夕方に左沢駅を散策すると「大江秋祭り」の「小漆川奴」と「左沢獅子舞」を展示しており見学しました。


翌朝は大江西川線の地蔵峠に抜ける細い車道を通り古寺鉱泉の駐車場に停めて準備しました。






5:12   古寺鉱泉登山口

既に10台ほど駐車していた







5:16 古寺鉱泉 朝陽館

橋を渡り左側より登り始める。







5:45 合体の樹

ブナとヒメコマツの樹とのこと。







ショウキラン

登山道の横に見事なショウキランの群生です。

一服清水で休憩しハナヌキ分岐へ

風も無く蒸し暑く写真を撮るのも忘れました








7:30 三沢清水

水量も多く冷たい清水、ここで朝食です。








10:08 大朝日小屋

登山者数人が中で休憩してました。ここで昼食をしました。

ガスの中ですが山頂を目指します。








10:40 大朝日岳山頂(1,870m)

山頂はガスの中で視界なし。この時はまだ雨は降ってませんでしたが・・・



11:15下山開始。

大朝日小屋を過ぎたあたりから、雷雨でした。

激しく近い雷鳴には生きた心地がしなかった・・・












11:40 銀玉水

雨が小降りになったので山頂付近を撮影、雪渓がまだあります。

この後、濡れたせいなのか、デジタルカメラの調子が不調となりました。


雨で視界が悪く、小朝日岳(1,647m)は登らず巻き道を通り下山しました。








15:31 登山口の駐車場

銀玉水よりほぼ4時間歩いて下山しました。







古寺鉱泉の駐車場より明日の登山予定である月山姥沢に近い月山志津温泉の「月山の宿 かしわや」へ向かいました。

長時間歩いた疲れと、雨でずぶ濡れとなった体には月山志津温泉はとても気持ち良く癒されました。










<山のコラム>  ガイドブックより

豪雪が育てたブナの原生林と豊かな植生。

深田久弥をして「東北の山の中でも一番原始性を持っているようにおもわれる。」と言わしめた朝日連峰は、山形、新潟県境に位置し、主峰の大朝日岳は南北60kmにわたる主脈の南端にピラミット状の山容を見せている。

日本海に近い豪雪地帯のために、夏山盛期まで豊富な雪渓を残し、湿潤な気候が多種の高山植物を育んでいる。

山麓から中腹まで広く分布するブナの原生林は、「21世紀に残したい自然百選」にも選ばれている。







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