雨飾山 (1,963m)
  

2010年10月9日(土)新潟県・長野県の県境に位置する雨飾山(あまかざりやま)に登った。

小谷温泉の先、雨飾高原キャンプ場のある雨飾山登山口に駐車した。

朝から曇り時々雨の中、カッパを着込んで歩き始めた。

荒菅沢出合からは急登、稜線に出ると立ってられない位の暴風でした。

雨飾温泉分岐からの稜線歩きは飛ばされになりました。

足を踏ん張り山頂付近まで行きましたが立っていることができず即下山しました。

最悪の天気の山登りでしたが、登山道のブナの大自然には驚きました。

天気の良い日にまたゆっくり登りたい山です。





コース : 雨飾山登山口~ブナ平~荒菅沢出合~笹平~雨飾温泉分岐~雨飾山~雨飾山登山口

      





6:30  雨飾山登山口

曇り時々小雨の中カッパを着て歩き始める。

大阪から約7時間運転して2時間ほど仮眠したけどまだ眠たい・・・
駐車場はほぼ満車、人気のある山だと感じた。


 





7:50 荒菅沢出合

水場もあり多くの登山者が休憩している。
天気は曇り小雨、ガスで視界ゼロ
この沢を渡ってから1時間30分程の急登の連続。







尾根に出る前に一瞬ガスが切れました。
今回の登山で紅葉が眺められた唯一の写真。

この後、尾根に出たら暴風、尾根の岩場に摑まりながら前に進みました。
多くの登山者はおそらくここで登頂を諦めて下山したと思われます。
もちろん写真を撮る余裕なし。






9:15 山頂付近

写真では分りにくいですが、凄い風で立っているのがやっとの状態。
体感温度も低く手の指の感覚がなくなりそうでした。
この時にデジカメが濡れたせいか、この後はデジカメの調子が悪くなりました。







10:40 荒菅沢出合

雨で濡れた登山道で何度も滑って転びながら戻ってきました。
雨が降ってなかったのでここで大休憩、おにぎりを三つ食べました。








11:20 ブナ平

荒菅沢出会からはブナの原生林です。
紅葉には少し早い気もしますが綺麗でした。







12:15 雨飾山登山口

尾根道の取りつきにある登山口。
ここから雨飾山登山口のある駐車場までは湿地帯の木道です。
駐車場はキャンプ場にあり連休なのでまだ沢山の車でした。








今回の雨飾山は当初の予想通り雨の登山となりましたが、暴風は予想外でした。
大自然相手の登山は思い通りに行かないことが多いことが良く分りました。

下山後は小谷温泉(おたりおんせん)奥の湯「雨飾荘」の温泉に浸かり冷えた体と疲れを癒しました。
温泉は内湯は高温ですが露天風呂はちょうど良く肌のツルツルする気持ちの良いお湯でした。
また、レストランでは新蕎麦を食べましたがとても美味しかったです。












<山のコラム> ガイドブックより
雨乞いのための降雨祈願が山名の由来

登山者にとって「雨」というとう忌み名を冠する珍しい名前の山である。
山頂に祭壇を祭り、雨乞い祈願をしたことが、山名の由来と伝えられている。
山頂には、西峰に雨飾山姫神が、最高点の東峰に雨飾山大神が祭られている。
かって、天飾山とも天粧山とも呼ばれていた山頂からの大パノラマは360度で、妙高連山はもちろん海谷山塊、北アルプス、糸魚川市街の先から日本海まで見渡すことができる。







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